ルーマニア 晴れ時々曇り

ルーマニア・ブカレストに暮らす小生の備忘録。 連絡は、次のアドレスまで。迷惑メール以外は歓迎します。 Bucurestian(at)gmail.com

Tuesday, August 22, 2006

2006-07 UEFAチャンピオンズリーグ(予選第3回戦第2試合)

観戦チケット
(TRIBUNA IIとは、向こう正面スタンド)


この夏はFIFAワールドカップドイツ大会があり、期間中ドイツはもとより出場國はさぞ沸いたことは周知の報道の通りである。小生の暮らすルーマニアはサッカーでは少々知られた國ではあるが、1998年フランス大会にベスト16進出以来、2002年の日本・韓國大会に続いて今年のドイツ大会も予選で敗退。4年も先のことではあるが、次の南アフリカ大会が楽しみである。

サッカーの盛んな欧州ではFIFAワールドカップと2年の間隔をおいてUEFA欧州選手権が開催されることは日本でも知られてきたように思う。次回の大会EURO2008はスイスとオーストリアの2國開催であり、その予選は先週から開始されている。G組に入ったルーマニアの第1戦は9月2日に隣國ブルガリアを迎えてのホームゲームとなる。コンスタンツァという黒海沿岸の街での試合であるが、時間があれば観戦に出掛けよう。

一方で欧州でのサッカー人気の根幹となるのが各國クラブで競う國内リーグであることは間違いないが、それは必ずしも自國のリーグだけとも限らない。経験上欧州各國では、他國のリーグのテレビ中継を行っている。ルーマニアにおいても自國リーグ以外に英國、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、オランダそしてトルコ等のリーグの試合が中継されているのを見たことがある。

今月に入り、欧州のサッカー界は自國のリーグを始め、各種大会もまたスタートしたのである。 その中でクラブチームの欧州一決定戦であるのがUEFAチャンピオンズリーグである。小生の贔屓するクラブであるステアウア・ブクレシュティは、前季の國内リーグ優勝が出場権を齎せた今回の2006‐07シーズンにルーマニアから出場する唯一のチームである。 ところで、このクラブの名を日本でも取り分け古いサッカーファンは憶えていることと思う。1985‐86シーズンに前身大会である欧州チャンピオンズカップに優勝して欧州一となり、続いて欧州と南米のクラブチャンピオンが東京でクラブ世界一の称号を賭けて戦うインターコンチネンタルカップの別称で知られるトヨタ 欧州/南米カップ(現FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン)に出場(敗退)しているからだ。

UEFAチャンピオンズリーグは、決勝戦以外はホームアンドアウェイ方式の2試合を同一チームと戦う。ステアウア・ブクレシュティは先週ベルギーで予選3回戦第1試合を済ませているが、結果はスタンダール・リージェと2‐2のスコアで引き分けに終わっている。この大会は2試合の合計勝敗が結果に繋がるのだが、共に一勝一敗や2試合とも引き分けの場合には合計ゴール数が重要視される。その際にはアウェイ試合でのゴール数が決め手になる(アウェイゴール方式)。これでも埒が明かない場合は2戦目に延長戦が与えられ、その後はペナルティキック戦という順を辿ることになる。

ステアウア・ブクレシュティにとっては負けない限り、つまり引き分けでも有利である。因に3‐3以上の引き分けだとスタンダール・リージェが次戦のグループリーグへ進出することになる。ホームゲームというのも心強い。その第2試合が今夜ブカレストで行われる。今から観戦が楽しみである。晴れるかな。


参考サイト
UEFA(欧州サッカー協会連合) http://jp.uefa.com/ 


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