クリスマスマーケット
11月7日午前中からオデオン劇場前の広場が騒がしくなった。上記の写真のように仮設小屋が出現した。冬を迎えたこの時期にこのような仮設小屋。となればクリスマスマーケットと欧州に暮らしているとピンと来るのだが、やや早いのではないか。まだ11月の第一週を終えたところではないか。この夜には大きな樅の木も運ばれ、クリスマーケットの体が整いつつあった。下の写真は翌11月8日14時に撮影したものだ。
11月8日午前には、各小屋には商品が並べられ、小さなクリスマスマーケットがほぼ完成していた。小生はコンスタンツァへの出張があったので、間もなくオープンというところでブカレストを離れたのだが、翌10日夜にブカレストに戻ってきた時は、ライトが煌々と輝いており広場に隣接する高級ホテルの宿泊客の迷惑になるのではないかと思うほどであった。併し、近づいてみるとクリスマーケットを営業している様子ではない。
賢明な当ウエブログの読者諸氏にはこの写真でお分かりの筈だ。
コマーシャルフィルムの撮影だ。明け方まで撮影は続いたのであろう。小生が日の出前に國鉄ブカレスト北駅へ向かった時に見かけると撤収の最中であった。週明けにクライオヴァとティミショアラへの旅行から帰ると、その広場は元の通り、ケマル・アタチェルク胸像が噴水の前に佇んでいた。何故ケマル・アタチェルクなのかというと、前に挙げた高級ホテルがトルコ系ということからである。感心することはこの胸像のには毎月献花がなされ、ルーマニアとトルコ両國の國旗が並ぶということだ。
ところで、ルーマニアは制作費の安さから、外國資本の映画撮影やコマーシャルフィルムの撮影が頻繁に行われる。チェコの首都プラハのように対外的に積極的には動いてはいないようだが、撮影現場に出会うこともしばしばだ。中には小生もエキストラ出演したもののある。当地では放映されないので「カンパケ」を見たことは残念ながらない。
Labels: ブカレストの日常
0 Comments:
Post a Comment
<< Home