ルーマニア 晴れ時々曇り

ルーマニア・ブカレストに暮らす小生の備忘録。 連絡は、次のアドレスまで。迷惑メール以外は歓迎します。 Bucurestian(at)gmail.com

Friday, October 20, 2006

2006-07 UEFAチャンピオンズリーグ 5(グループリーグE 第3節)

観戦チケット使用前
グループリーグ3戦のチケットは透かし入りである


直前の週末からブカレストは秋が急に深まったかのような寒さに見舞われた。その一週間前から既に陽の無い時間は10℃前後だったので部屋の温水暖房を使用していたが、日中にもその温かさに頼らなければならない時期になったのだ。冬は間もなく来るのだろう。
こんな気候の中、サッカー観戦に出掛けた。キックオフは前回同様21:45。盛り上がる試合前のスタジアムの熱気だけでは暖は取れない。今夜のステアウア・ブクレシュティの相手はレアル・マドリーである。銀河系軍団との異名を取るスペインリーグの名門で日本でも知られたクラブある。私見では、この夜の相手を前節のオリンピック・リヨンよりは低評価をしていた。その理由はレアル・マドリーが第1節でオリンピック・リヨンに2-0で敗退したというだけの理由ではない。両者とも強豪には間違いがないのだが、組織力という点でフランスチャンピンが勝っていると考えているからだ。その分スキが出来ると考えたのだ。
小粒なプレイヤー揃いのステアウア・ブクレシュティは、組織力で100%の力を出さなければ、ヨーロッパの強豪とは渡り合えない。相手のミスに乗じることは初めから期待するものではないし、強豪ほどミスを犯さないものだ。つまり、こちらがミスをすると致命傷になる。ノーミスで互角に近づくことが出来て、相手のミスに乗じるのが勝利への必須条件と思える。消極的ではあるが、これが、ステアウア・ブクレシュティのサポーターの一般的な声である。

寒いスタジアムでは、先制点を許したステアウア・ブクレシュィのせいで、急激に寒くなった。その後もゴールを許し、ますますスタジアムは冷える。時間的にも真夜中に近づくのでその相乗効果もあるのだろう。
ステアウア・ブクレシュティが1点を返した時は一時的に湧いた。確かに少し温かくなった。併し、その時点でスコアは1-3。64分(後半19分)ということを考えると、運を味方につけてようやく引き分けかと思われたが、その12分後に4点目のゴールを献上すると、それまで以上に冬の訪れを感じたのである。

熱狂的なステリストが好むゴール裏席
冬の装いだ


ところで、幼少から阪神タイガースのファンである小生は、昨今のタイガースの活躍を嬉しく思う。同時に暗黒時代とも言われる低迷期の際も応援して続けていたせいか、贔屓のチームの成績に対しての我慢強さも身についている。昨今の読売巨人軍の低迷でファン離れが深刻な問題にされているとの報道を悲しく思う。成績が芳しくない時こそ、声援を送るべきであろう。その点、寒さが増すばかりのスタジアムであったが、満員のサポーター達はチャンスの度に立ち上がり盛り上がり、ミスの度に大声で怒鳴る。散発的に熱を発する姿を近くで見ていると、甲子園球場の阪神ファンを思い出した。

銀河系軍団の有名選手、デイヴィット・ベッカムとロナウドが、それぞれ71分、78分に途中出場したのは、恐らくサーヴィスであろう。このグループリーグの各試合の入場料は3試合とも異なる。小生の持つ向こう正面の席で200RON、100RON、50RONとなる。対レアル・マドリーからディナモ・キエフまで半額ずつの値下げである。因にこの2選手は、殆ど活躍していなかった。試合の大勢が決まったあとの出場且つサーヴィスであるからかと、小生は邪推している。

サッカーも野球もそうであるが、スポーツはミスやエラーというものが試合の流れを左右し、結果にまで作用することもしばしばだ。大差のついている試合ならば、それに頼る可能性は限りなく小さいが、それをも信じて待つファンというのは、やはりいるものだ。森羅万象が「信じるものは....」の言葉の通りになるとは考えないが、次節も信じてみよう。
ステアウア・ブクレシュティの次節は再びレアル・マドリーとの対戦。11月1日に敵地サンチャゴ・ベルナベウでのアウエー戦である。温水暖房の効いた部屋で冷えたビールと一緒にテレビ観戦になるだろう。温水暖房に頼らずに済むような熱くなれる試合を期待したい。それは勿論、酔いだけに頼らずである。そうなるとガス代も助かる。

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