ルーマニア 晴れ時々曇り

ルーマニア・ブカレストに暮らす小生の備忘録。 連絡は、次のアドレスまで。迷惑メール以外は歓迎します。 Bucurestian(at)gmail.com

Wednesday, November 22, 2006

日本語講師


日本語学科4回生


先日、ブカレスト大学の外國語学部で日本語とヘブライ語の両学科の教鞭を取る博士から連絡をいただき、彼の教える日本語クラスで講師をすることになった。実は小生は3年前にもこの教壇には立ったことがある。その時には、1~3回生を対象に授業をした。今回は4回生が対象とのことなので、3年前に数週間教えた時の学生がいるかと思って尋ねたのであるが、該当生徒はなし。小生の髪はそうでもないが、影は薄いのかもしれない。一方の小生としても当時の誰一人学生の顔も名前も憶えていない。

今回小生に白羽の矢が立てられた理由は、小生が関西人であるが故。さらに言うと平日日中に時間が融通できるが故。小生から関西もしくは大阪をテーマに話をして欲しいというのが、要請理由である。因に小生は標準語をほぼ完璧に話すことができるので、関西の言葉で授業は進めない。いくら相手が4回生であるとはいえ、理解が伴わないであることは想像に難くない。

関西という言葉の説明から始め、大阪人の気質や評判等を説明するに至った。20数人の女学生を眼前にいささか緊張もした。女子大学で授業している気分だ。ブカレスト大学は男女共学であるのだが、日本語学科は女学生でほぼ占められているということだ。この日小生が教えたクラスには男子学生は居なかった。日本でも外國語を学ぶ男女比率では女学生が勝るということを聞いたことがあるし、女学生が多いという理由で大阪外國語大学へ進学した知人も知っているので驚かなかったが、全員が女子というのも珍しいのではないだろうか。

授業についてだが、双方楽しく時間を共有できたと思う。併し、小生としては準備不足の感も否めず、それが心残りであった。またの機会があれば、納得できる授業をしたい。その時は、レジュメも拵えて万全で臨みたい。

なお、博士からの報酬は豆源の「みそ南京」である。貴重な日本の菓子であるのでお客様がいらした時に使いたい。

参考サイト
Universitatea din Bucureşti www.unibuc.ro/
Universitatea din Bucureşti Facultatea de Limbi şi Literaturi Străine(ブカレスト大学外國語・外國文学学部)http://www.limbi-straine.ro/
豆源 www.mamegen.com/

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1 Comments:

Anonymous Anonymous said...

「顔も名前の憶えていない。」は「顔も名前も」、でしょうか…悪意無く思ったのですが、このような誤字をされてしまうあたり当時の緊張が感じられます。あはは。

「関西という言葉の説明から始め、大阪人の気質や評判等を説明するに至った」とのことですが、詳細を伺いたいところです、とても面白そう。

4:45 AM  

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