ルーマニア 晴れ時々曇り

ルーマニア・ブカレストに暮らす小生の備忘録。 連絡は、次のアドレスまで。迷惑メール以外は歓迎します。 Bucurestian(at)gmail.com

Wednesday, December 06, 2006

2006-07 UEFAチャンピオンズリーグ 8(グループリーグE 第6節)

UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグもいよいよ最終の第6節。
ステアウア・ブクレシュティの今夜の相手は、オリンピック・リヨン。
この試合の結果に関わらず、それぞれグループリーグの第3位、第1位が確定している。簡単に言えば消化試合でもある。事実オリンピック・リヨンは主力数人を温存したスターティングメンバーを揃えた。一方の我がステアウア・ブクレシュティは、変わらず本気で臨む。勝利するとそのボーナスの支給がある。額の詳細は知らないが、ルーマニアにおいては特に大した額になるはずである。また、欧州が注目するこのUEFAチャンピンズリーグには、欧州中のクラブから視線を集める。活躍次第では移籍に繋がることもある。

満員のアウエイのスタジアムで、気合の入ったステアウア・ブクレシュティは、なんと試合開始2分に先制点を挙げた。これは幸先の良いことだ、と自宅でテレビ観戦の小生の室温保存していたビールが美味くなった。冷蔵庫に入れておくのを忘れたのだ。因につまみはチーズとサラミ。スルメやチクワがあれば良いのだが、近所のスーパーマーケットでは売っていない。ステアウア・ブクレシュティの先制点から10分後、オリンピック・リヨンは、コーナーキックからのセットプレーで得点。その後は試合終了までステアウア・ブクレシュティが押し気味に試合を進め、終盤にはオリンピック・リヨンも次々に主力を投入。何度か決定的チャンスを得たステアウア・ブクレシュティであったが、それらを生かせず得点を重ねることができない。試合結果は1-1のスコアドロウ。惜しい試合だった。

6試合を戦って1勝3敗2引き分けで勝ち点5の第3位。この後の決勝トーナメントには各グループリーグの上位2チームが進むが、第3位の各チームはUEFAカップの決勝トーナメントへ出場権を得る。ステアウア・ブクレシュティは、この欧州で2番目の格のあるUEFAカップで昨季準決勝まで進んでおり縁起の良い大会である。ルーマニアの國内リーグが春まで冬期休暇中ということもあって、ステアウア・ブクレシュティの新年の初戦はこのUEFAカップの決勝トーナメント第1戦(2月14日もしくは15日)となる。

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